
消防設備は、付いているだけでは意味がありません。いざという時に確実に動く状態を保つために、定期的な点検と、必要に応じた整備が求められます。ここでいう検査基準は、「どこを」「どんな方法で」「どの程度まで確認するか」の目安のことです。建物の用途や規模で必要な設備が変わるため、同じ検査でも見るポイントが少しずつ違います。まずは大枠を押さえて、業者の報告書も読めるようにしておくと安心です。
消防設備の点検は、ざっくり言うと「機器ごとの状態を確かめる点検」と「実際に動かして連動まで確認する点検」に分かれます。前者は、外観や表示、破損、期限、設置位置などを中心にチェックします。後者は、警報が鳴るか、ランプやベルが作動するか、関連する設備が正しく連動するか、といった実動作の確認が主になります。
点検のイメージをつかむために、よく見られる確認項目を挙げます。
・消火器 圧力計、封印、設置場所、使用期限、表示の劣化
・自動火災報知設備 感知器の汚れ、受信機の表示、警報の動作
・誘導灯 点灯、バッテリー、表示の見やすさ、設置方向
・屋内消火栓 ホースやノズルの状態、バルブ、放水に支障がないか
・非常警報設備 発信機、ベル、放送が届くか
検査で引っかかりやすいのは、故障というより「劣化」「環境変化」「運用のズレ」です。例えば、店舗レイアウト変更で感知器の周りに装飾が増えたり、誘導灯の前に棚が置かれたりすると、機器自体は正常でも機能が発揮できません。消火器も、期限切れや、床に直置きで転倒しやすい状態などが指摘されがちです。
見落としを減らすコツは、次の三つです。
・物を置きすぎない 設備の周囲は常に見える状態にする
・表示を読めるようにする 消火器のラベルや誘導灯の矢印が隠れない
・変更があったら共有する 改装や用途変更は点検業者に伝える
点検は、現地での確認だけでなく、結果をまとめた報告書までがセットです。報告書には「良」「要整備」「不良」などの判定や、改善内容が書かれます。建物の管理側は、指摘事項の優先順位を決めて、修理や交換の計画につなげることが大切です。
スムーズに進めるための事前準備も効果的です。
・受信機やポンプ室など、鍵が必要な場所の開錠手配
・入居者や従業員への周知 警報音が鳴る可能性を伝える
・過去の報告書を用意 同じ不良が繰り返されていないか確認
検査基準を知っておくと、業者任せにならず、設備の状態を自分でも把握しやすくなります。結果として、無駄な交換を減らし、必要な整備を早めに行えるようになります。日々の小さな気づきが、万一の安心につながります。
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