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国家資格の「消防設備点検資格者」とは?資格概要・受験資格

消防用設備等を設置した建物は年2回の設備点検と、所轄の消防署へ「特定防火対象物」は1年に1回、「非特定防火対象物」は3年に1回点検結果の報告が義務付けられています。

人命危険度の高い一定の防火対象物に設置されている消防用設備等については消防設備士または消防設備点検資格者に点検させなければなりません。

今回は、消防設備点検資格者とはどのような資格なのか、資格概要や受験資格などについてご紹介します。

消防設備点検資格者とは

消防設備点検資格者は消防用設備の点検・報告を行える国家資格です。
消防設備点検資格者講習を受講し修了考査に合格した者に免状が交付されます。

消防設備点検資格者は点検可能な設備に応じて第1種、第2種、特種に区分されます。

第1種:主として機械系統の設備点検が可能
第2種:主として電気系統の設備点検が可能
特種:「加圧防煙システム」「放射時間を延長した窒素ガス消火設備」など、特殊消防用設備の点検が可能

受験資格

受験資格は消防設備士、電気工事士、管工事施工管理技士など、一定の資格を保有しているか、一定の学歴に応じた実務経験が必要です。
詳しくは、資格試験を主催している一般社団法人日本消防設備安全センターのホームページで確認できます。

資格概要

講習概要

日程:3日間
受講料:32,384円
講習3日目に2時間の修了考査が行われます。

修了考査は「消防法令関係」「技術基準関係」「点検要領関係」の3分類から合計32問出題され、各分類ごとに50%以上正解で、かつ全体の問題数のうち70%以上正解した場合に合格となります。

合格率

消防設備点検資格者は受験資格については一定の資格が必要となる一方で、合格率は90%以上と高く、難易度自体は高くないようです。

免状交付

修了考査に合格したら安全センターに免状交付申請を行います。
免状交付手数料は2,284円です。
免状は修了考査の結果通知日からおおむね20日後に交付されます。

消防用設備の適正な維持管理を行うために必要な資格

消防設備点検資格者は、消防用設備の点検・報告に必要な国家資格です。
資格を取得すれば業者に依頼しなくても消防用設備の点検と報告が可能になります。

ただし、消防設備点検資格者は受講資格が一定の有資格者に限られており、受講資格がなければ資格を取得できません。

消防設備の点検には高度で専門的な知識と技術力を要しますので、無理に自社で点検を行おうとせずに、消防設備の専門業者に依頼した方がスムーズな場合もあります。

 

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