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消防設備の点検・メンテナンスの流れと実施方法を解説

防火対象物の関係者は消防用設備や特殊消防用設備等について定期点検を行い、その結果を消防庁または消防署長に報告しなければなりません。
また、必要に応じて消防設備のメンテナンスも重要です。

ここでは、消防設備の点検とメンテナンスについて解説します。

消防設備の点検の種類と実施期間

機器点検

機器点検は6ヵ月に1回実施します。

内容としては

・消防設備用に付置される非常電源(自家発電設備の場合)、または動力消防ポンプの正常な作動
・消防用設備等機器の適正な配置、損傷等の有無、その他主として外観から判別できるもの
・消防用設備等の機能について外観からまたは簡易な操作によりできる事項
について点検を行います。

総合点検

総合点検は1年に1回実施します。
消防用設備等の種類に応じて全部もしくは一部を作動させ、または使用して総合的な機能を確認します。

点検・メンテナンスの流れ

事前調査

建物の規模により設置されている消防用設備等の事前調査を行います。
調査の上個別の仕様書を作成します。

事前の周知

点検では消防設備を点検しますので、全体に対して消防設備点検の実施日を周知する必要があります。
トラブル防ぐためにマンションであれば全戸の住民、商業施設ではテナントに周知しておきます。

点検の実施

点検資格者が定められた時期に点検を実施します。
機器点検は6ヵ月に1回、総合点検は1年に1回行います。

メンテナンス

軽微なメンテナンスはその場で行います。
政令で定める消防設備等のメンテナンスは消防設備士が行います。

報告書の作成

点検が完了したら「消防用設備等点検結果報告書」にまとめます。
点検した内容と報告書の記入内容に相違があってはなりませんので確認した内容を正確に記入します。

報告

消防本部のある市町村は消防長または消防署長へ、消防本部のない市町村は市町村長へ、防火対象物関係者が直接郵送で提出します。

改修の必要がある場所が見つかった場合には改修計画書も同時に提出します。
また、消防設備の点検・メンテナンスの結果はお客さまにも報告します。

消防設備を正常に稼働させるために定期的な点検を

消防設備は人や建物を火災から守るためにとても重要です。
最初の設置だけでなく、定期的な点検がしっかりできていてこそ万が一の時に機能します。

定期点検は義務ですので怠ることなく正しく実施していかなくてはなりません。

消防設備の点検やメンテナンスは経験豊富な有資格者が行う必要がありますので、消防設備の点検・メンテナンスを行っている業者にまずは相談するのがおすすめです。

 

 

 

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