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2021.09.10
消防設備としての緩降機について説明

消防設備としての緩降機は、消防法により定められた「避難用器具」の一つです。

一定の条件を持った建築物にはその条件によりいくつかの消防設備の設置を義務付けられます。

設置義務については非常に複雑な規定になっているので今回は説明を省略します。

今回は消防設備としての緩降機とはどのようなものなのかについて説明していきます。

 

緩降機とは

消防設備としての「緩降機」とは

「使用者が他人の力を借りずに自重により自動的に連続交互に降下することができる

機構を有する避難用の消防設備」とされています。

つまり、自分で避難する道具の一つで、体重をかけることによって人が緩やかに降りることができ、

自動的に上に巻き上げられて連続的に使用できる避難器具です。

規格としては、固定式(常時窓際の取り付け具に固定されているもの)と

移動式(窓際に分解して置かれていて避難時に組み立てて使用するもの)の二つに分かれます。

法令上の規格としては一人用と多人数用がありますが、

多人数用は安全上の観点から各専門メーカーも製造しておらず国家検定合格品は無い状況です。

よって今回は一人用の緩降機について説明していきます。

 

緩降機の構成

緩降機は調達器・調達器の連結部・ロープ・着用具の部品で構成されています。

調速器とは、名称どうり降下する時の速度を調整する器械でもっとも重要な部分です。

滑車の部分が器に収納されているようなイメージを持ってもらえるとわかりやすいと思います。

緩降機の最大使用者数は重量換算で各メーカーおおよそ130kg程度ですので、

ここで一人用と制限しています。

調速器は分解清掃などを使用者側で行わなくて良いように作られており、

避難時にはいつでも使用できる状態に整備されています。

使用者側で分解しないようにしているのはそれによって異物の混合などにより

使用時にトラブルが起きないようにするためです。

調速器の連結部とは調速器を吊るすためのフックの部分です。

ロープは航空用のワイヤロープを芯にしてポリエステルの外装を金剛打ちしてる丈夫なものです。

これはロープ自体の強度だけではなく、降下中にロープがよじれないような加工をしてるのです。

ロープの長さについても器具設置時に着用具の下端が

降着面から0.5mの範囲であるように設定されています。

着用具はベルトとベルトガイドによって輪の作りになっており、

緊結金具によってロープに連結されています。

ベルトの輪の中に体を入れて反らすと自動的に締めこまれてマジックテープがくっつきます。

リールはあらかじめロープが巻き込んであり避難時に降下場所に投げ下ろすようにします。

 

以上、消防設備としての「緩降機」とはどのようなものかを説明してきました。

避難用の道具ということで安全には十分な配慮がなされています。

そしていくどもの試験を通じて国家認定されたものなのです。

 

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