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2020.04.10
屋内消火栓について

 

身近でありながら意外知られていない設備である屋内消火栓設備。
しかしながらこの設備、置いてあるだけでは意味がありません。
今回は屋内消火栓の概要とその使い方について説明します。
もしもの時に備えてぜひ知っておいて下さい。

▶︎屋内消火栓とは

屋内消火栓とは、火災発生時の初期消火で使用する消防設備です。
水源(貯水槽)やポンプ(水を送るもの)、起動ボタンで構成され、その操作には1人〜2人を要します。
いや、消防が使うものでしょ?と思ってませんか?
これは入居者様や所有者様が使って初期段階の消火活動をする為のものなのです。

屋内消火栓の種類
[1号消火栓]
・放水量毎分130ℓ以上
・計2人以上で使用(バルブ開放に1人、ホースを持って消火に1人)
[易操作性1号消火栓]
・放水量毎分130ℓ以上
・ホース先端のツマミで水が止められる為、1人でも操作可能
[2号消火栓]
・放水量毎分60ℓ
・易操作1号と同様1人でも操作可能
[広範囲型2号消火栓]
・放水量毎分80ℓ
・1人で操作可能

1号消火栓ってやつは2人で操作、それ以外は1人でも操作出来る という違いがあります。

▶︎1号屋内消火栓の使い方

1.屋内消火栓の起動ボタンを押します。
赤く発光している丸い部分の中心の押しボタンが起動ボタンになっています。
これを押す事により消火栓のポンプ(水を送るもの)が起動し、発光している部分が点滅します。
(この点滅が消火栓の起動の合図)
また、自動火災報知設備の火災ベルが鳴り、受信機の火災表示が点灯、火災ベルを押したエリアが表示されます。
2.屋内消火栓の箱を開けホースを伸ばす
1号消火栓に使われるホースは平ホースというもので、櫛にかかった状態で箱に格納されています。
こんな感じです。このホースをしっかり伸ばさなければ水の通り道が確保されずホースの途中で止まってしまうのでしっかり伸ばして下さい。
3.1人がホースのノズルを持ち、もう1人がバルブを開放する
1人が火元に近づきノズルを持って消火準備
もう1人がバルブを開放
これを開栓します。水道と同じ左回りに回します。
放水開始です。先端のノズルを持っていないままバルブを開放すると、水圧で先端が暴れてしまう為、
しっかりと抑えて下さい。(1号消火栓が2人で操作するのはこの為)

▶︎易操作性1号、2号、広範囲型2号消火栓の使い方

1.ノズルを外し、バルブを開放し消火栓ポンプを起動する
1号消火栓と違い、起動ボタンを押す必要がありません。ノズルを格納部から外し、バルブ開放
こちらを開放する事で起動します。
2.ホースを伸ばしながら火元へと向かい放水
このタイプの消火栓は保形ホースというタイプを採用している為1号消火栓のようにホースの折れ曲がりを気にする必要がありません。
先端部分を引っ張るだけでスルスルとホースが出ます。
速やかに火元へと向かい、手元のコックを回して放水します。

 

▶︎共通の注意点

この屋内消火栓という設備はあくまで初期消火の為のものです。
大きな炎になってしまうと消火する事が出来ませんので、その場合は速やかに避難する事も念頭においてください。


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