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2019.06.28
防火設備定期検査③

▶︎耐火クロススクリーン

耐火クロススクリーンとは耐火クロス(ガラスクロス製)を使用した、

防火・防煙性能を兼ね備えた防火設備のことです。

この設備はエレベーター前に設置される専用のスクリーンです。

非常時にはスクリーンを引き上げて避難します。

 

“主な検査内容”

・駆動装置の確認
耐火クロススクリーンが正常に作動するためにも駆動装置の確認は重要です。

装置が故障している場合は耐火クロススクリーンが作動しない可能性があります。

長年使用していると変形、損傷、腐食などしている可能性があるので

このようなポイントにまで検査を行います。

 

・カーテン部の確認
耐火クロススクリーンが劣化・損傷しているとカーテン部が正常に機能しない場合があります。

具体的な検査内容としては固定ボルトが堅固に締め付けているかどうかの確認などです。

正常な動作が確保するためにもこの検査が必要です。

 

・危険防止装置の動作確認
耐火クロススクリーンが非常時に閉鎖する場合に危険防止機能が働くかを検査します。

閉鎖するときに周囲の人に重大な危害が及ぶ恐れがないように

耐火クロススクリーンの重量や閉鎖スピードから求められる運動エネルギーが

一定基準以下となるかと座板感知部の作動により降下の停止が行われるかを検査します。

利用者の安全を守るためには必要な検査となります。

 

連動機能の確認
耐火クロススクリーンは感知器が火災を感知し、その情報を得て連動して閉鎖作動が行われます。

感知器が正常に作動しなければ耐火クロススクリーンも閉鎖せず重大な事故につながります。

だからこそ感知器の設置位置の確認や感知する時間等の作動状況等の検査を行う必要があるのです。

 

 

 

 

▶︎ドレンチャーその他の水幕を形成する防火設備

ドレンチャーは防火設備の一種で建物の類焼や延焼を防ぐため、

天井にスプリンクラーのヘッドのようなものがついており

開口部から水を噴出し建物全体を水幕で包むものです。

火災など非常時に水が大量に噴出するためポンプやタンクが

正常に機能するかを目的として検査する必要があります。

 

“主な検査内容”

・ドレンチャーの設置場所確認
ドレンチャーの付近に物品などの障害物が放置されていると非常時には水が広く噴出されません。

そのため火災の類焼・延焼の防止に支障が出て死傷者が多発する可能性があります。

そのためにも障害物がないか検査することが重要です。

 

・散水ヘッドの確認
散水ヘッドの故障で水の噴射が正常に行われなくなります。

具体的な検査方法は散水ヘッドが正常に水幕を形成する場所に設置されているか。

散水ヘッドに塗装や異物で詰りがないかどうかを確認します。

非常時に正常の作動がおこなわれるよう検査を行う必要があります。

 

・水源の確認
ドレンチャーで水を放出するためには多くの水が必要です。

そのためにも水を確保しなければなりません。

安定的な水の供給を行うために貯水槽や給水設備が

劣化・損傷・変形していないか検査する必要があります。


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