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防火設備定期検査②

防火設備定期検査という検査名を聞いただけでは何を検査するのか?わからない方も多いと思います。

この検査は平成286月にできたまだ新しい検査で、

火災から守るための防火設備が正常に機能するかを確認していく大切な検査です。

 

前回に引き続き、防火設備定期検査の検査項目を順にご説明して行きます!

是非この記事を参考にしていただきまして万一、

火災が起きた時にも困らない安全な建物を実現してください。

 

▶︎防火シャッター

防火シャッターは特に外壁開口部で延焼のおそれがある部分に設置されています。

防火シャッターがあることにより建物内の「防火区画」を構成するために設けられます。

火災が起きた時には自動的に閉鎖します。

このように正常に作動しているか火災を察知する感知器との連動が問題なく行われているかどうかを

確認することを目的として検査が行われます。

 

 

〜主な検査内容〜

・防火シャッターの設置場所確認
防火シャッターは通常、開放されており火災が起きた時に感知器が火災を察知して

防火シャッターへその信号が送信され自動的に閉鎖されます。

もしシャッターの下に物が設置されていると

万一の時に正常に閉鎖されずに悲惨な事故につながってしまします。

ここでは連動試験や物当の障害物を検査します。

 

・駆動装置の確認
シャッターが正常に閉鎖するためにも駆動装置の確認は重要です。

この装置が故障している場合は防火シャッターが作動しない可能性があります。

長年使用していると変形、損傷、腐食などしている可能性があります。

だからこそこのようなポイントにまで検査を行います。

 

・危険防止装置の動作確認
防火シャッターを閉鎖する時に、子供が挟まれる可能性があります。

そのようなことを防ぐためにも危険防止装置が取り付けられています。

危害防止装置とは挟まれ防止の安全装置のことです。

障害物を察知すると自動的に止まり、障害物がなくなると自動的に降下し全閉します。

この装置が義務付けられたきっかけは

平成16年に防火シャッターに児童がはさまれる重大な事故が発生したことがきっかけです。

利用者の安全を守るためにも危険防止装置の検査を行います。

 

・連動機能の確認
防火シャッターは感知器が火災を感知し、その情報を得て連動して閉鎖作動が行われます。

感知器が正常に作動しなければシャッターも閉鎖せず重大な事故につながります。

だからこそ感知器の検査、連動検査を行う必要があるのです。

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