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2019.01.11
自動火災報知設備システムについて

自動火災報知設備システムとは感知器により熱や煙を自動的に感知し、
受信機を経由して音響設備で音を鳴らせ建物内の人々に知らせることにより、
避難や初期消火活動を促す設備です。

自動火災報知設備システムは感知器や受信機・発信機で構成されており
一定規模以上の大きさの建物などの防火対象物では設置を義務づけられています。

一般的に「自火報」と呼ばれています。

 

感知器とは

感知器とは火災によって生じた熱や煙・炎を利用して自動的に火災の発生を感知し、
火災信号を発信するものをいいます。

感知器には熱感知器、煙感知器、炎感知器の3種類あります。

火災が発生すると、煙⇒熱⇒炎の順に発生します。

何を感知するかによって感知器の種類や設置場所が変わります。

火災初期には まず「煙」が発生し、
時間の経過により可燃物に引火して「熱」が発生し
最後に大きな「炎」となります。

 

煙が発生した段階で感知すれば、引火する前に消火できる可能性があるので、
煙感知器が初期消火には大変役立ちます。
熱感知器は、煙から火に移行した後の熱を察知するものであり、
熱感知器が動作する頃にはすでに出火している可能性が高くなります。
ではそれぞれの感知器を詳しく説明していきます。

 

熱感知器

熱感知器とは火災による温度の上昇を感知するものです。
また煙感知器や炎感知器よりも安価です。

熱を感知するという性能のため熱感知器が作動した時にはすでに出火状態となっていると想定され
火災察知の速さからすれば、煙感知器に及びません。

熱感知器には「屋内仕様」と「屋外仕様」があり、
軒下・厨房、湿気が多い場所に熱感知器を設置する場合は、屋外仕様の防水型熱感知器を設置します。
また特殊な環境で使用することが多いため防水・防湿度・高温形など多くの種類が作られています。
ミストサウナ室や岩盤浴室など、高温かつ高い湿度の部屋へ設置します。

設置の方法としては、感度が良い感知器が作動して初めに非常ベルを鳴らせ、
次に感度が鈍い感知器が作動し防火戸や防火シャッターを動作させるようなシステムです。
このように感知器の使い分けをしているのは建物内にいる人避難誘導を円滑に行うためです。

また熱感知器には差動式と定温式の2種類あり火災の熱を検知して受信機に信号を送ります。

 

▶︎定温式スポット型感知器

定温式とは一定の温度以上になると熱を感知し発報するようになっています。
湯気や煙には一切反応せず熱が70度以上に到達すると感知するようになっています。
火災の感知が差動式よりも遅いため、湿度の高い場所での設置が一般的です。

この定温式スポット型感知器は表面が銀色の集熱板(アルミ製)が剥き出しになっているのが特徴です。

▶︎差動式スポット型感知器

差動式は感知器の周囲の温度が急激に上昇するにしたがって、
内部の空気が膨張して感知するものです。

ただ、感知する温度は一定ではなく、火炎でなく緩やかな温度上昇のときは、
リーク孔と呼ばれる穴から空気を逃がして感知しないような仕組みになっています。

白い円盤状で全体が丸みを帯びているような形状になっているのが特徴です。

居間や各居室・事務所など温度の変化がない場所に差動式スポット型感知器が設置されます。


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